歯科模型の作り方:正確に注ぐ手順とポイント
必要なもの
- アルギン酸印象材
- ラバー製ミキシングボウル
- 金属スパチュラ
- 歯科用石膏
- 冷水
- メスシリンダー
- 歯科用振動装置
手順
1. アルギン酸印象の準備
- 印象トレイ内にアルギン酸材を入れ、患者の口腔内で硬化させる。
- 印象から唾液を軽く拭き取る。
- 表面消毒剤(例:Birex)を噴霧し、衛生的に保つ。
- 余分な液体は紙タオルで吸うか、エアウォーターピペットで軽く吹き飛ばす。液体が残ると石膏の水・粉比が変わり、硬化が遅く脆くなる。
2. 歯科石膏模型の注ぎ方
- メスシリンダーでパッケージ指定量の冷水を計量し、ラバー製ボウルに注ぐ。
- 石膏粉末を水に加える。
- 金属スパチュラでボウル内壁をこすりながら、約20秒でとろみのある均一なペーストになるまで混合する。
- 振動装置の電源を入れ、石膏混合物をボウルごと載せる。気泡が出てくるので、気泡が減少するまで振動させる。
- 印象トレイを振動装置に置き、スパチュラで少量の石膏を印象の最奥部まで流し込む。トレイを回転させながら、表面に浮かぶ気泡を除去する。
- 全体が覆われるまで石膏を追加し、2〜3秒程度短時間再度振動させて均一に分布させる。
- 模型を45〜60分間動かさずに置き、完全に硬化させる。
- 硬化後、印象材から模型を慎重に取り外す。
以上の手順で正確な歯科模型を作成できます。模型はクラウンや入れ歯、マウスガードなどの作製に活用され、治療計画の精度向上に寄与します。
