疑似科学的ダイエットの落とし穴と見分け方
異常な減量の約束
怪しいダイエットは、30ポンド(約13kg)を15日で落とすといった、現実的でない減量を謳います。実際、開始数日間に見られる体重減少は主に水分が抜けた結果で、健康的な減量は週に0.5〜1kg(1〜2ポンド)程度です。このペースなら月に約2kg、年に約24kgの減量が目安となります。2週間で30ポンドの減量は明らかな赤信号です。
運動なしで体重を減らすという誤解
体重を減らすには、身体が日常活動や消化・臓器機能に必要とするエネルギーよりも少ないカロリーを摂取する必要があります。運動は安静時よりも多くのカロリーを消費するため、減量を加速させます。1日30〜45分程度の有酸素運動が推奨されますが、怪しいダイエットは「運動は不要」と謳うことが多いです。
極端な食事プラン
1品だけを食べ続ける、あるいは特定の食品群を完全に排除するダイエットは、栄養バランスを崩します。健康的な食事は、脂質、穀物、果物、野菜、たんぱく質(肉や魚、豆類)をバランスよく摂取し、ビタミンやミネラルを確保することが基本です。特定の食品や食品群を除外すると、必要な栄養素が不足し、長期間続けるのも難しくなります。
食生活を変えないダイエット
体重が増える原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ることです。元の食生活を変えずに体重が減ると主張するダイエットは、ほとんどが詐欺です。サプリメントを使用する場合は、成分表示を必ず確認し、信頼できる情報源で調べましょう。中には、下剤や利尿剤で体重を減らすと偽るものもありますが、根本的な食事・運動の改善がなければリバウンドは必至です。
安全な減量のポイントは、バランスの取れた食事と適度な運動、無理のない目標設定です。
