DHA・EPAを含む魚油が脳にもたらす効果とは?
魚から得られる豊富な栄養素
サーモン、イワシ、ツナなどの脂肪分の多い魚の油は、オメガ3必須脂肪酸(EPA・DHA)の最も豊富な供給源です。これらの脂肪酸は、脳の健康に重要な役割を果たします。
記憶力と認知機能の向上
DHAは脳組織に最も多く含まれる必須脂肪酸です。自然療法の権威であるリンダ・ペイジ氏は、EPAとDHAがアルツハイマー病のリスクを低減し、思考をクリアにすると述べています。
気分の安定と落ち着き
DHA・EPAの濃度が低いと、うつや攻撃性が高まるとの報告があります。2007年の「Nutrition Journal」掲載の研究では、ADHDと診断された子どもが高用量のEPAとDHAを8週間摂取した結果、行動が有意に改善したことが示されています。
DHA・EPAの最適な供給源
フラックスシードやクルミに含まれるα-リノレン酸(ALA)から体内でDHAやEPAへ変換することは可能ですが、変換率は極めて低いとされています。したがって、魚油や藻類由来の既成DHA・EPAを日常的に摂取することが推奨されます。
妊娠中・胎児への効果
オーストラリア・パースで行われた研究は、妊婦が魚油を安全に使用できるだけでなく、胎児の視覚や手指の協調性の発達を促すと結論付けました。また、DHAは乳児期の認知発達にも関与していることが示されています。
