大豆タンパク質濃縮物と大豆タンパク質分離物の違い

大豆タンパク質濃縮物

大豆タンパク質濃縮物は、まず大豆から自然に含まれる脂肪をすべて除去し、次に水に溶ける非たんぱく質成分を取り除くことで作られます。その結果、タンパク質に加えて炭水化物や食物繊維などの成分が一定量残った濃縮物になります。

大豆タンパク質分離物

大豆タンパク質分離物は、脂肪除去後の大豆から水溶性成分だけでなく、炭水化物や食物繊維といった非たんぱく質成分もすべて除去して製造します。したがって、ほぼ純粋なたんぱく質だけが残り、濃縮物に比べてはるかに高純度です。

味の違い

濃縮物は水溶性成分だけを除去するため、元の大豆に近い風味が残ります。一方、分離物はほとんどの大豆由来の味も除去されているため、ほぼ無味に近い特徴があります。

たんぱく質含有量

濃縮物は乾燥重量ベースで最低65%のたんぱく質を含みます。分離物は90%以上のたんぱく質を含むため、粉末にすると濃縮物は約65%、分離物は約90%がたんぱく質となります。

主な用途

大豆タンパク質分離物は、プロテインパウダーなどの栄養補助食品に頻繁に使用されます。濃縮物は、商業用食品に添加して栄養価を高める目的で広く利用されています。

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