EDTAの食品添加物としての利用

エチレンジアミン四酢酸(EDTA)は、アミノ酸からなる化合物で、血流中のプラークに結合した重金属を捕捉し、腎臓で排泄させる働きがあります。EDTAには工業用、医薬品用、食品用の3種類があり、食品用EDTAは食品に添加されるサプリメントとして、米国心臓協会(AHA)により体内の重金属除去手段として承認されています。

飲料

  • 牛乳、ソフトドリンク、ビールなどの加工段階でEDTAが使用されます。牛乳では風味を保ち、缶詰コンデンスミルクの粘度上昇を防止します。ソフトドリンクでは味と炭酸の安定性を維持し、ビールでは「ガッシング」と呼ばれる過度の泡立ちを抑制します。

缶詰豆類

  • 加工中の重金属が酵素と反応しないようEDTAがキレートし、金属味を除去します。白インゲン、赤いんげん豆、黒目豆などの缶詰製品に使用されています。

ドレッシング・スプレッド類

  • マヨネーズ、ソース、サラダドレッシング、サンドイッチ用スプレッドなどにEDTAが加えられ、保存性向上と風味保持が図られます。銅や鉄などの金属イオンは脂肪や油を劣化させ、味を損ないますが、EDTAが金属イオンを結合させることでこれらの問題を防止します。

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