赤酵母米の副作用と注意点

定義

赤酵母米は、赤酵母(Monascus purpureus)で発酵させた米です。中国伝統医学では800年頃から心血管系の疾患に用いられ、近年はコレステロール低下効果が期待され食品やサプリとしても利用されています。

医薬品かサプリメントか

米国メイヨークリニックによれば、赤酵母米に含まれるモナコリンKは、処方薬ロバスタチン(商品名メバコール)と同一成分です。そのため、医薬品に該当するかサプリメントに該当するかで法的議論が続いています。

主な用途

総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリドの低下を目的に用いられます。また、血流改善や心血管保護、糖尿病患者の血糖コントロール補助といった効果が報告されています。

副作用とリスク

軽度の頭痛、腹部不快感、筋肉痛、喘息、胸やけ、膨満感、腎機能障害などが報告されています。ロバスタチンと同様に、他の薬剤と併用すると筋肉分解(横紋筋融解)や腎障害のリスクが高まります。抗血小板薬や抗凝固薬と併用すると出血リスクが増大します。

注意事項

米国食品医薬品局(FDA)はハーブやサプリメントの規制が緩やかです。現在他の薬剤やサプリメントを服用中の場合は、必ず医師に相談してから赤酵母米を摂取してください。

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