シベリア人参(エレウテロ)とは?特徴・効果・摂取方法
シベリア人参(学名: Eleutherococcus senticosus)は、ロシアや中国など東アジア・シベリア地域で古くから利用されてきたハーブです。アメリカやアジアの高麗人参(Panax属)とは化学成分が異なり、主にエレウテロイドという独自の活性物質を含みます。適応性を高める「アダプトゲン」として、寒冷な環境や精神的・肉体的ストレスへの対策に用いられています。
エレウテロイド(Eleutherosides)
エレウテロイドはシベリア人参の有効成分で、食欲を刺激し記憶力を高めるとされています。ロシアのシベリア地域で主に研究が行われ、メリーランド大学医療センターによると、全身の健康増進や免疫力強化に寄与し、精神的・肉体的なストレスへの適応を助けると報告されています。
アダプトゲンとしての働き
2005年、スウェーデン・ゴーテボリのスウェーデンハーバル研究所は、エレウテロがアダプトゲンとして有効かを検証しました。アダプトゲンは交感神経・副腎系に作用し、ストレスに対する反応と適応をサポートします。エレウテロやロディオラ・ロゼアなどは、摂取30分以内に精神的パフォーマンスと身体的作業能力を向上させ、カフェインなどの刺激物に代わる安全な選択肢とされています。
シベリア人参に関する追加研究
メリーランド大学医療センターの調査によると、ヘルペス単純疱疹ウイルス2型(HSV-2)に感染した93名が6か月間エレウテロを服用した結果、発症の重症度、頻度、期間が減少したと報告されています。投与量は公表されていません。
一般的な摂取量
推奨される1日の摂取量は500〜3,000 mgです。エレウテロはカプセル、粉末、ティーなど様々な形態で入手可能です。
注意事項
サプリメントを開始する前に医療専門家に相談してください。人参類は頭痛、睡眠障害、鼻血、嘔吐などの副作用を引き起こすことがあります。
