ベータグルカンの供給源と健康効果
感染症への対策
Beta Glucan Research Organization (BGRO) のサイトによれば、ベータグルカンは「科学的に実証された生体防御修飾因子(BDM)」であり、栄養的に免疫応答を増強・調整します。白血球を活性化し、ウイルスや細菌感染に対する防御力を最大化します。
品質は量より重要
BGRO は、ベータグルカン製品の効果は含有量よりも「原料の供給源」や「加工方法(消化時の再凝集防止)」「粒子のサイズと均一性」などに左右されると指摘しています。
自然の供給源
ベータグルカンは様々な植物や微生物に含まれ、主な供給源は酵母、大麦、キノコ、オーツの4つです。
酵母と大麦
酵母由来のベータグルカンは免疫刺激が強く、血中コレステロール低下効果もあります。そのため、腫瘍や放射線障害の治療補助として推奨されます。一方、大麦由来は免疫刺激は弱いものの、血糖とコレステロール(総コレステロール・LDL)を低下させる効果が高いとされています。
キノコとオーツ
キノコ由来ベータグルカンは大腸がん患者への補助療法として期待されていますが、酵母ほどの免疫刺激はありません。効果はキノコ種によって異なります。オーツ由来は血中コレステロールと血糖の低減に優れています。
今後の展望
ベータグルカンの治療効果は米国や海外で研究が進められています。日本では20年以上にわたり、キノコ由来ベータグルカンが化学療法の補助療法として使用されています。米国でも同様の臨床試験が行われていますが、FDA の承認はまだ得られていません。
