ソマトトロピン(成長ホルモン)の副作用と注意点
ソマトトロピンはヒト成長ホルモンの一種で、骨や筋肉の成長を促進します。身長や体格が標準より低い子どもや大人、ノーアン症候群やターナー症候群などの原因で成長が阻害されている人、さらにはAIDSによる重度の体重減少患者に使用されます。成長と筋肉量の回復を助け、目標とする身長や体重に近づくことが期待されます。
アレルギー反応
- 唇、舌、顔、喉の腫れなどが現れた場合は、直ちに医療機関へ連絡するか救急外来へ受診してください。重篤なアレルギー反応は命に関わることがあります。
重篤な副作用
- 上腹部の激しい痛みや圧痛、嘔吐、悪心、発汗、発熱、黄疸(皮膚や眼球が黄色くなる)、頻脈、喉の渇きと頻尿、眼の後部の激しい痛みや視覚変化、手や指のしびれ・チクチク感、頭部・顔・手足の腫れなどが現れた場合は、すぐに医師に相談してください。
軽度の副作用
- 軽い悪心、胃痛、膨満感、乳房の腫れ、頭痛、発赤、疼痛、皮膚の発疹・かゆみ、注射部位の痛み・打撲・腫れ、関節の痛み・腫れ・こわばりなどが報告されています。
過剰投与
- 過剰に投与された場合は速やかに医療機関を受診してください。震え、冷や汗、異常な食欲、頭痛、眠気、脱力感、めまい、頻脈、嘔吐などの症状が現れます。長期間の過剰使用は過剰な成長を招く恐れがあります。
薬物相互作用
- ステロイド薬、インスリン、ホルモン補充薬、抗痙攣薬などと併用すると相互作用が起こる可能性があります。使用前に必ず医師に現在服用中の薬を伝えてください。
