ウーロン茶の副作用と注意点
カフェイン不耐症
ウーロン茶は緑茶や白茶よりもカフェイン含有量が高く、カフェインに過敏な人は蕁麻疹や皮膚の発疹といったアレルギー反応を起こすことがあります。症状の重さや他の副作用は、体格や体重、年齢など個人差によって異なります。
中毒症状
1999年に北里大学医学部が報告した症例では、1日あたり15リットルものウーロン茶を摂取した患者がカフェイン中毒を起こし、せん妄や横紋筋融解症(筋細胞が損傷して血中にミオグロビンが漏出する状態)を呈しました。
神経系への刺激
カフェインは交感神経を刺激し、睡眠リズムを乱すため不眠や睡眠不足を引き起こすことがあります。また、手の震え、イライラ、神経過敏、不安感、興奮などの症状も見られます。母乳を通じてカフェインが乳児に移行するため、授乳中の母親が大量にウーロン茶を飲むと、赤ちゃんにも同様の影響が出る可能性があります。
利尿作用
カフェインは腎臓の利尿作用を高め、尿量が増えることで体内の水分が失われやすくなります。これにより脱水症状が起こりやすく、尿失禁が悪化したり、血中のナトリウムやカリウム濃度が低下することがあります。
低血糖・心拍リズム異常
ウーロン茶に含まれるカフェインは血糖値を上昇させるため、糖尿病患者は摂取量に注意が必要です。また、過剰に飲むと心悸亢進や不整脈を引き起こし、心臓疾患の既往がある人にとっては危険です。
消化不良
タンニンとカフェインは胃酸分泌を刺激し、胃もたれや胸焼け、胃潰瘍といった消化器症状を悪化させることがあります。
