シニア男性に必要なビタミンとミネラル
高齢になると食欲が低下し、必要な栄養素を食事だけで十分に摂取するのが難しくなります。食事中の仲間がいない、買い物の足が不自由、歯のトラブルや薬の副作用などが原因で、栄養不足に陥りやすくなります。そこで、シニア男性に特に重要なビタミン・ミネラルと、1日あたりの目安摂取量をまとめました。
ビタミンB6
- ビタミンB6は血中のホモシステインというアミノ酸濃度を下げ、心臓病や脳卒中のリスク低減に寄与します。ハーバード大学医学部は、50歳以上の男性は1日あたり1.7 mgのビタミンB6摂取を推奨しています。
葉酸(フォリック酸)
- 葉酸もビタミンB6同様、ホモシステインを減少させ心血管疾患の予防に役立ちます。さらにがん予防効果も示唆されていますが、過剰摂取は避けるべきです。ハーバード大学医学部は、50歳以上の男性に対し1日400 µgの葉酸摂取を推奨しています。
カルシウム
- カルシウムは女性だけでなく男性の骨密度低下防止にも重要です。ただし過剰摂取は前立腺がんリスクを高める可能性があります。1日あたり約800 mg(乳製品3杯分)を目安に摂取しましょう。
鉄分
- シニア男性も鉄は必要ですが、女性ほど多くは必要ありません。1日あたり約8 mgの鉄分が目安で、ほうれん草、卵、魚などの食事から十分に補えます。マルチビタミンに含まれる鉄分量に注意し、過剰摂取を防ぎましょう。
食物繊維
- 食物繊維はビタミンではありませんが、腸内環境の改善や血糖コントロールに欠かせません。51歳以上の男性は1日30 g以上の食物繊維を目指すと良いでしょう。全粒穀物、豆類、野菜を中心に摂り、サプリで補う場合は過剰摂取による腹部膨満感に注意してください。
