キャッサバに含まれるビタミンとミネラルとは?
キャッサバ(学名: Manihot esculenta)は、南米原産のデンプン質が豊富な根菜で、熱帯地域で広く食べられています。ビタミンやミネラルがバランスよく含まれており、以下の栄養素が特に注目されます。
主要なビタミン
- ビタミンC:免疫力向上や皮膚の健康、鉄の吸収促進に重要です。
- ビタミンB6(ピリドキシン):エネルギー代謝、神経機能、赤血球の生成に関与します。
- ビタミンB1(チアミン):エネルギー産生や代謝、神経機能を支えます。
- 葉酸(ビタミンB9):DNA合成や赤血球形成、妊娠中の胎児の神経管欠損予防に不可欠です。
主要なミネラル
- マンガン:骨の形成、創傷治癒、抗酸化防御に関与します。
- カリウム:体液バランス、血圧調整、神経機能を維持します。
- 鉄:赤血球の形成と酸素運搬に重要です。
- マグネシウム:筋肉・神経機能、エネルギー産生、骨の健康に寄与します。
- 銅:赤血球生成、免疫機能、抗酸化作用に関わります。
食物繊維
食物繊維も豊富で、消化器系の健康維持、血糖値の調整、満腹感の促進に役立ちます。
摂取上の注意点
キャッサバはたんぱく質や一部必須栄養素が少ないため、バランスの取れた食事の一部として適量を心がけましょう。また、未処理のキャッサバにはシアノ配糖体というシアン化合物が含まれ、加熱不足だと有毒なシアン化水素が放出されます。十分に茹でる・蒸す・焼くなどの加熱処理で毒素を除去することが必須です。
