鉄分不足の食事が貧血を引き起こす理由は?
鉄欠乏性貧血とは
鉄はヘモグロビンの生成に不可欠なミネラルです。ヘモグロビンは赤血球中のたんぱく質で、肺から全身へ酸素を運搬します。体内の鉄が不足するとヘモグロビンが十分に作れず、結果として貧血が起こります。
鉄欠乏性貧血のリスクが高い人
- 妊娠中や月経のある女性
- 成長期の子どもや思春期の青年
- 激しい運動を行うアスリート
- 菜食主義者・完全菜食者(ヴィーガン)
- セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎などの消化器疾患を抱える人
主な症状
- 倦怠感・疲労感
- 体力低下・虚弱感
- 皮膚や粘膜が蒼白になる
- 爪がもろくなる、割れやすくなる
- 抜け毛や髪のパサつき
- 息切れ、動悸、胸痛
- めまい、頭痛
診断と治療
鉄欠乏が疑われる場合は、医師に血液検査を受けてもらい、血中鉄やフェリチン値を確認します。診断が確定すれば、鉄剤の服用や食事指導が行われます。
鉄分が豊富な食品例
- 赤身肉、鶏肉、魚介類
- 大豆製品、豆類(大豆、レンズ豆、ひよこ豆など)
- ほうれん草、ケール、コラードグリーン、ブロッコリー
- 乾燥果実(レーズン、プルーン、アプリコット、ピーチ)
- 柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ)
サプリメントの注意点
食事だけで十分な鉄が摂取できない場合はサプリメントが有効ですが、過剰摂取は肝障害などのリスクがあります。必ず医師と相談の上、適切な量を守って使用してください。
