受容言語遅延
受容言語遅延のある子どもは、周囲の人が話す内容を理解できません。たとえば、指示が二段階以上あるときに従えなかったり、質問に答えられないのは、言葉の意味が把握できていないためです。個々の単語は認識できても、文やフレーズになると意味がつかめなくなります。
表出言語障害
発達性表出言語障害は、言葉を話し始めた瞬間から語彙の使用に問題が現れます。後天的に発症した場合は、事故や外傷で言語機能が損なわれます。この障害では音は出せても、文を正しく組み立てられず、文法や適切な語彙選択に困難を抱えます。
音韻障害
音韻障害は、発音や音の形成に問題がある状態で、別名「音声産出障害」や「構音障害」などと呼ばれます。正しい音が出せないため、年齢相応の言語発達が妨げられます。軽度の誤りから、全く理解できないほどの発音不全まで、程度は様々です。
多成分障害
言語遅延は単一のタイプに限られないことがあります。受容・表出・音韻のいずれか、または複数が同時に障害を起こす場合、これを多成分障害と呼びます。たとえば、言葉の意味が理解できず、同時に正しい音を出すこともできない子どもが該当します。
