子どものための安全な眼鏡選び
眼鏡が必要な子どもたち
米国小児眼科医会によると、子どもの視覚発達にとって最初の6年間は非常に重要です。眼鏡が処方される代表的な小児眼疾患は、斜視(目が交差またはずれる)や弱視(怠け眼)です。学齢期になると、遠視、近視、乱視などの屈折異常が見つかり、処方レンズが必要になることがあります。
眼鏡使用時のケガリスク
大人はコンタクトレンズで視力矯正が可能ですが、子どもは少なくとも11歳になるまでコンタクトは推奨されません。そのため、眼鏡をかけた子どもはケガのリスクが高くなります。コロンバス小児研究所(CCRI)の2005年の調査によると、全国で2歳から17歳の子どもが眼鏡関連の外傷で救急治療を受けた件数は年間5,000件以上で、2〜9歳児の主な原因は転倒でした。
日常使用に安全な眼鏡
多くの眼鏡事故は防げます。米国眼科学会(AAO)と米国小児科学会(AAP)は、すべての子どもの眼鏡にポリカーボネートレンズを推奨しています。元は米軍のヘルメット用に開発されたこの素材は、衝撃に強く、1990年代から一般の眼鏡にも使用されています。ガラスレンズより高価ですが、破砕しにくく、傷はつきやすい点が特徴です。眼鏡店ではレンズ交換プランを提供しており、費用負担の軽減が可能です。
スポーツ時に必要な追加保護
日常用の眼鏡はスポーツ中に使用すべきではありません。ポリカーボネートでなくても衝撃で破裂する恐れがあります。たとえポリカーボネートでも、フレームが割れてレンズが目や顔に突き出す危険があります。鼻当て部分が目に突き刺さるケースも報告されています。CCRIの報告では、10〜17歳の子どもが受けた眼鏡外傷の約40%がスポーツが原因でした。
米国盲目予防協会(Prevent Blindness America)によれば、矯正眼鏡を使用している子ども・青年の45%がスポーツ時に処方用保護眼鏡を使用せず、スポーツ関連の眼外傷の90%は適切な保護眼鏡で防げるとされています。
正しいスポーツ用眼鏡の選び方
AAP、AAO、米国検眼士協会(AOA)は、目の怪我リスクがあるすべてのスポーツで、ポリカーボネートレンズを使用した保護眼鏡の着用を推奨しています。フレームとレンズは、米国試験材料協会(ASTM)と米国規格協会(ANSI)の基準を満たす製品を選びましょう。
