子どもの肝不全の兆候と症状
子どもの肝臓が損傷すると、様々な症状が現れます。早期に兆候を見つけることで、適切な治療が可能になります。以下は主な症状です。
黄疸(じょうだん)
肝臓の炎症や胆管の閉塞により、ビリルビンが血中に蓄積し、皮膚や眼球の白い部分が黄色くなります。黄疸は肝不全の最初のサインであり、時には唯一の症状となります。
肝腫大(かんしゅだい)
肝臓が腫れる(肝腫大)と、腹部の膨満感や不快感を訴えることがありますが、症状が出ないことも多いです。
胆汁うっ滞(たんじゅうったい)
胆汁の流れが阻害されると、黄疸に加えて出血や皮下出血が起きやすくなる、かゆみ、便が白く尿が濃い色になるなどの症状が現れます。
肝性脳症(かんせいのうしょう)
肝臓が血液を浄化できなくなると、有害物質が体内に蓄積し、脳に影響を与えます。行動や性格の変化、言語障害、動作の遅れ、錯乱、気分のむらが見られます。
腹水(ふくすい)
肝臓や腸の血管から液体が漏れ出し、腹腔にたまります。腹部が膨らみ、足にむくみ(浮腫)が生じることもあります。
これらの症状に気付いたら、速やかに小児科や肝臓専門医に相談しましょう。
