子どもに危険な一般的家庭用品と安全な選び方
広告で溢れる家庭用品の中で、どれが子どもにとって安全で、どれが有害なのか判断しづらいですよね。エアスプレーや消毒剤、洗剤などには発がん性物質や毒性化学物質が含まれていることがあります。子どもは大人が「無害」と思うものにも触れる機会が多いため、注意が必要です。
ベビーボトル
- 多くのプラスチック製ベビーボトルには、エストロゲンに似た構造を持つビスフェノールA(BPA)が含まれています。BPAは子どものホルモンバランスを乱す恐れがあります。BPAフリーのプラスチックや、ガラス・ステンレス製のボトルを選ぶと安心です。
空気清浄剤・掃除用品
- シンクやタイル、カウンタートップ用の洗剤や空気清浄剤には、エチレン系エーテルやテルペンが含まれます。EPAはエーテルを有害と分類していますが、テルペンと反応するとさらに毒性が高まります。換気の悪い場所での使用は子どもの呼吸器に危険です。
- アンモニアやオーブン用クリーナーに含まれる成分は、腎臓・肝臓障害や皮膚・呼吸器への刺激を引き起こすことがあります。米国毒物管理センターの報告では、2009年に子どもが危険な掃除用品に接触したケースが411件ありました。
プラスチック玩具・ヘアスプレー・シャンプー・デオドラント
- 香料や着色料を安定させるために使用されるフタル酸エステル(フタル酸エステル類)は、プラスチック玩具にも添加され、柔軟性と耐久性を向上させます。しかし、フタル酸エステルは動物実験で発達・生殖への影響が示され、ワシントン州やカリフォルニア州では幼児用玩具への使用が禁止されています。
抗菌石鹸・ローション・ボディウォッシュ
- 抗菌製品に多く含まれるトリクロサンは、体脂肪に蓄積しやすく、特に塩素系水と併用すると毒性が高まります。CDCは2000年に、抗菌製品の過剰使用が耐性菌の出現と、乳幼児の免疫系への影響を懸念しています。代替として、ティーツリーオイルなど天然成分を使用した製品を選びましょう。
これらの製品を選ぶ際は、成分表示を確認し、できるだけ自然素材や無害と証明された製品を選ぶことが子どもの健康を守る第一歩です。
