早い月経が始ったらどうなる?
月経は7歳から17歳の間に始まることがあります。稀にそれより早く始まる場合は「早発思春期」と呼ばれます。早い月経は体が生殖の準備ができていることを示します。最初の2年間は月経が不規則になるのが普通で、2年後には規則的で予測可能になるはずです。多くの場合、早い月経は心配無用ですが、早発思春期の疑いがある場合は医師の診察と治療が必要です。
早い初潮
平均的な月経開始年齢は12〜13歳です。7〜10歳で月経が始まることは、心配する必要はありません。これは性器の早期成熟を示すだけで、遺伝的要因が関係していることもあります。
ホルモン
早い月経は思春期に入り、脳の下垂体からエストロゲンとプロゲステロンが分泌されることを意味します。これにより身体的・感情的な変化が起こり、怒りや悲しみ、うつ状態など様々な感情が現れることがあります。
アイデンティティの問題
体は生殖可能になる一方で、精神的にはまだ子どもです。そのため、混乱や不慣れな感情が生じやすく、望まない性的アプローチに対処できないことがあります。このような時期は、親の支援と保護が重要です。
不規則な月経周期
月経が始まってから2年以内は、周期が不規則になるのが普通です。月経の周期は、ある月経の開始から次の月経の開始までで測ります。初期は21〜45日程度になることがありますが、2年ほど経つと21〜34日程度に安定してきます。
月経痛
月経時には腹部、鼠径部、背中に痛みを感じることがあります。痛みは鈍く鈍痛だったり、鋭く走るような痛みだったりします。市販の鎮痛剤で対処でき、痛みは体内のプロスタグランジンという物質が子宮筋を収縮させるために起こります。
思春期の影響
早い月経に伴い、胸がかゆくなる、胸の成長が左右非対称になる、ヒップが丸く広くなる、脇や陰毛が生える、汗や体臭が変化する、膣分泌物が出る、顔や首、背中ににきびができるなどの変化が起こります。これらはすべてホルモンの影響であり、時間とともに落ち着きます。
早発思春期
7歳以前に月経が始むことを「早発思春期」と呼びます。その原因は完全には解明されていませんが、感染症、ホルモン異常、腫瘍、外傷、脳の異常などが稀に関与します。骨の成長が過度に速くなるため、身長が伸びきらないことがあり、治療として発育を遅らせる薬が用いられます。
