子供の咳に蒸気吸入器は効果的か?
蒸気吸入器とは?
蒸気吸入器は水を加熱し、蒸気を部屋の空気中に放出します。蒸気は空気に湿度を加えることで、子供の咳や喉の刺激を和らげます。薬局で販売されているユーカリやメンソールのエッセンスは、機器の水に直接加えるか、上部の小さな容器に入れて使用します。機種ごとの使用方法は必ず取扱説明書を確認してください。
機器は子供から十分に離した場所に置きましょう。ベッドサイドの場合は最低でも約1.5メートル(5フィート)離し、平らで硬い台の上に設置します。これにより子供が触れたり倒したりする危険を防ぎ、蒸気が部屋全体にゆっくり広がります。
機種によっては水に塩を加える必要があります。塩の量が多すぎると水が過熱し、少なすぎると蒸気が出にくくなります。小さな子供がいる場合は、やけどのリスクが低い「クールミスト」タイプを選ぶと良いでしょう。
定期的な清掃も重要です。内部に菌が繁殖しないよう、取扱説明書に従って本体を洗浄してください。多くの蒸気吸入器はフィルター交換が不要で、手入れが簡単です。
蒸気吸入器はどのように役立つか?
小児科医が蒸気吸入器を勧める主な理由は、加湿器に比べて空気中に放出される菌の量が少ないことです。すでに病気の子供に余計な菌を増やさないため、安全性が高いとされています。
蒸気は空気中の湿度を上げ、喉の刺激や胸部の congestion(詰まり)を緩和します。蒸気吸入器を使用すると、胸の粘液が柔らかくなり、咳が軽減されることがあります。ただし効果が現れるまでには時間がかかります。最低でも15分間は部屋で蒸気を出し続け、その後に効果が見えてきます。
蒸気を出している間は、子供の胸や背中にユーカリ系の外用薬(例:Vicks)を軽く塗布すると、さらに気道が開きやすくなります。顔には塗らないよう注意してください。また、子供が自分でできる場合は、タオルで頭を覆い、温かい蒸気が立ち上るバケツの上にかがませる方法もありますが、10〜15分程度で効果が薄れます。
