子どもの発達障害と感覚統合機能障害
早期のディスプラクシア症状
- 乳児期にコリック様の泣き止まない状態や、ミルクアレルギー、授乳困難が見られることがあります。
- 運動発達が遅れ、寝返り、座位、ハイハイが通常より遅くなることがあります。
- 手足や頭部を繰り返し動かすような自傷的な動作が見られることがあります。
- トイレトレーニングが難しく、言語発達も遅れがちです。
児童期のディスプラクシア症状
- 不器用で協調性に欠け、転びやすい傾向があります。
- 数分以上座っていられず、注意持続時間が2〜3分程度と短いです。
- 感情の起伏が激しく、頻繁にかんしゃくを起こすことがあります。
- 身体的な接触や特定の衣類の感触が不快で、触れられることを嫌がります。
- 食事の際に箸やフォークの使用、ボタン留め、手書きなどの基本的な動作が困難です。
重要性(有病率)
- 米国学習障害センターの調査によると、全児童の約6%がディスプラクシアの特徴を示しています。
- 症状が認められる子どものうち、約70%が男子です。
留意点(併存症)
- ディスプラクシアはADHD、ディスレクシア、ディスカルキュリアなどと併存することが多いです。
- 併せてうつ病や自己評価の低下、情緒・行動問題、メンタルヘルスの問題が現れることがあります。
治療法
- 理学療法、作業療法、言語療法が主なアプローチです。
- 早期に介入を開始することで、運動機能や日常生活スキルの改善が期待できます。
