子どものトリコモナス感染症(トリコモナス症)

概要

トリコモナス症(通称「トリック」)は、性行為により感染する最も一般的な性感染症(STD)のひとつです。子どもや思春期の若者でも感染することがありますが、多くは無症状のまま診断されます。複数の性パートナーがいるほど感染リスクは高まります。

症状

感染から約4日以内に症状が現れることがありますが、無症状の場合も多いです。女性では、黄色または泡状の膣分泌物、かゆみ、悪臭、外陰部や太ももの内側の痛みが見られます。男性では、排尿時の灼熱感、軽い尿道のかゆみ、陰嚢や鼠径部の痛み、陰茎からの泡状または黄色の分泌物が症状として報告されています。

治療

トリコモナス症は処方抗生物質で治療します。医師が膣や陰茎から検体を採取し、検査結果が出たらメトロニダゾール(商品名:フラジルなど)を1〜2週間服用します。感染が確認された場合は、性パートナー全員にも治療が必要です。

予防

最も確実な予防法は性行為をしないこと(禁欲)ですが、性行為をする場合はラテックスコンドームの正しい使用が有効です。また、性パートナーの数を減らすこともリスク低減につながります。女性は性行為後の膣洗浄(ドウチング)が感染リスクを高めるため、避けるべきです。

ティーンへの性教育

思春期の子どもに性について話すのは難しいかもしれませんが、STD検査やコンドームの使用を含めた正しい情報提供は重要です。トリコモナス症は症状が出にくいことから、定期的な検査と安全な性行為の習慣を促すことが大切です。

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