子どもの緊張型頭痛(ストレス性頭痛)について

原因

  • 首・肩・頭部の筋肉が緊張することが主な原因です。長時間同じ姿勢でコンピュータを使用するなどの身体的要因や、学校や対人関係での精神的ストレスが筋緊張を引き起こします。

症状

  • 頭の両側に鈍く持続的な痛みが現れ、まるで頭を締め付けるような感覚や首の筋肉のこりを訴えることがあります。痛みは日中に徐々に強くなる傾向があります。

診断

  • 特定の検査はありませんが、医師は頭痛の頻度・持続時間・出現状況を詳しく聞き取り、他の疾患(片頭痛など)を除外します。月に15回以上頭痛がある場合は慢性緊張型頭痛と診断され、うつや不安の有無もチェックされます。

治療

  • 治療は「原因管理」と「疼痛緩和」の二本柱です。

    ①原因管理:長時間のコンピュータ使用やストレス要因を把握し回避します。頭痛日記をつけるとトリガーが特定しやすくなります。バランスの取れた食事と十分な睡眠も重要です。

    ②疼痛緩和:市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンやイブプロフェン)を、頭痛が出たらすぐに適切な用量で服用します。

注意点

  • アスピリンはライ症候群のリスクがあるため、子どもや思春期の頭痛には絶対に使用しません。また、頭痛が重篤な疾患のサインである可能性もあるため、初めて頭痛が出た際は必ず医師に相談してください。

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