婦人科初診の流れと検査手順について
米国産科婦人科学会は、13歳から15歳の女性はできるだけ早く婦人科を受診することを推奨しています。初診では、将来的に必要になる可能性のある異常を早期に発見できるためです。受診の主な理由は、定期検診・月経不順・避妊法の相談・異常な膣分泌物・腹痛や性交時痛・外陰部のかゆみ・腫れ・発赤、性病の疑いなど多岐にわたります。
検査前の準備
- 検査の正確性を保つため、検査前24時間は膣洗浄(ドゥーシング)や性行為を避けてください。
- 生理が来ない時期に予約すると、検査がスムーズに進みます。
受診時の手続き
- 受付で保険証または支払い情報を提示し、医療・月経・性行為・避妊歴などを記入した問診票に記入します。
検査の流れ
- プライベートルームに案内され、診察ガウンに着替えて検査台に横になります。
- 医師は看護師や医療アシスタントと共に、まず問診・呼吸・心拍の確認、次に乳房の触診を行います。
骨盤検査
- 足を検査台の金属製ストラップ(ステップ)に乗せ、外陰部の赤み・腫れ・異常がないか確認します。
- 続いてプラスチック製のスペキュラムを挿入し、膣壁を開いた状態でパップスメア(子宮頸部細胞検査)を行います。
パップスメア
- スペキュラムで子宮頸部を可視化し、小さな光源で照らしながら綿棒で細胞を採取します。
- 採取した細胞は子宮頸部の前がん細胞や異常細胞の有無を調べる検査に使われます。
デジタル内診(指診)
- 医師は手袋をした指を膣内に挿入し、もう一方の手で腹部を押さえて腫れや圧痛の有無を確認します。
- 検査終了後に着替え、検査結果や質問・不安点について医師と相談します。パップスメアの結果は通常1週間以内に通知されます。
