月経間出血の原因とは
月経間出血(インターメンストラル・スポッティング)は、月経が来ていない期間に、淡いピンクや茶色の斑点がナプキンや下着に付着する現象です。数時間から数日続くことがあり、1回だけの場合もあれば、繰り返し起こることもあります。原因はさまざまで、以下のように分類できます。
1. 月経周期の終わり
- 通常の月経(3〜5日)が終わった後、数日間にわたって軽い点状の出血が見られることがあります。色はピンクから茶色まで変化し、トイレ後や排便時に特に目立ちます。
2. 排卵期
- 月経周期の10〜14日目に起こることが多く、卵子が卵胞から放出される際に少量の血液が子宮頸部を通って漏れ出すためです。また、エストロゲンの上昇に伴い子宮内膜が軽く剥がれ落ちることもあります。
3. 胚着床(受精卵の着床)
- 次の月経の約1週間前に、1日程度だけ出血することがあります。受精卵が子宮内膜に着床する際に血管が破れ、出血が起こります。エストロゲンの上昇とプロゲステロンの減少が関与しています。
4. プロゲステロン不足
- 月経が来る数日前に点状出血が続く場合、プロゲステロンの分泌が不足している可能性があります。プロゲステロンが低下すると子宮内膜が不安定になり、早期に剥がれ落ちて出血します。これは不妊や流産のリスクとも関連します。
5. 病的要因
- 子宮内膜症や卵巣・卵管周囲の組織増殖、子宮筋腫などの良性腫瘍、経口避妊薬の使用、性行為感染症(STD)、さらには子宮頸部や子宮体部のがんなどが原因となることがあります。
