閉経前症状に対する低用量経口避妊薬の活用

症状の緩和

低用量経口避妊薬は、過多月経や不規則月経、睡眠障害、軽度のホットフラッシュ、イライラ感など、閉経前に現れるさまざまな不快症状を和らげます。数年にわたって継続して使用すれば、卵巣がんや子宮内膜がんのリスク低減、骨粗鬆症の予防、子宮筋腫の増大抑制にもつながります。

副作用

低用量であるため副作用は稀ですが、起こる場合は乳房の圧痛、吐き気、血圧上昇、頭痛などが報告されています。

使用上の留意点

35歳以上の女性でも安全とされていますが、以下の方は使用を控えるべきです。

  • 喫煙者
  • 高血圧や血栓症の既往がある方
  • 乳がん既往者
  • 心疾患や糖尿病の合併症がある方

使用期間

閉経前症状は40代に始まり、50代で閉経が完了することが多いです。低用量避妊薬の使用期間は医師と相談のうえ決定し、一般的には50歳前後で中止し、閉経が完了したかどうかの検査を行います。症状が続く場合はホルモン補充療法が検討されます。

注意事項

片頭痛(特にオーラを伴う)を持つ方は、低用量避妊薬でも血栓や脳卒中のリスクが上昇する可能性があります。使用前に必ず医師に相談してください。

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