メトホルミンでPCOSを治療する方法
概要
メトホルミン(商品名:グルコファージ)は2型糖尿病の治療薬ですが、最近の研究で多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療にも有効であることが示されています。PCOSの女性はテストステロンが過剰になることが多く、メトホルミンはこのホルモンレベルを低下させ、体重増加、過剰な体毛、妊娠障害といった症状の改善が期待できます。
必要なもの
- メトホルミンの処方箋
治療手順
- 医師に相談する
メトホルミンはPCOS治療としては比較的新しいため、担当医が知らない場合があります。診察時にメトホルミンについて質問し、必要であれば情報資料を持参してください。処方に消極的な場合は、別の医師に相談することも検討しましょう。
- 低用量から開始する
医師の指示に従い、少量から服用を始めます。副作用(吐き気や下痢)が強いことがあるため、徐々に増量し、最終的に1日1500〜2550 mgを目安にします。多くの患者は1日2回に分けて服用することで副作用を軽減しています。
- 効果と副作用を把握する
メトホルミンが全てのPCOS患者に効くわけではありませんが、約85%の女性が6か月の服用で症状の改善を実感します。一方、20〜30%は副作用が耐えられず中止します。効果を最大化するには、バランスの取れた食事と適度な運動を併用することが重要です。6か月以上継続し、生活習慣を改善した女性の約半数が長期的な症状改善を報告しています。
