エストロゲンクリームは体重増加を引き起こしますか?

エストロゲンの使用

エストロゲンは卵巣で産生される女性ホルモンで、カルシウム吸収やコレステロール調整、皮膚の弾力、膀胱・子宮の緊張度など多くの機能を担います。閉経前後になると卵巣の機能が低下し、エストロゲンやプロゲステロンの分泌が減少してホルモンバランスが乱れます。その結果、ホットフラッシュや乾燥肌、不眠、落ち着かない感覚、膀胱の問題、膣の乾燥などの症状が現れます。エストロゲンクリームは膣の乾燥を改善し、子宮や膀胱の緊張を保つ目的で使用されます。

エストロゲンと体重増加

経口エストロゲンやパッチ、クリームを使用し始めた初期には、主に水分保持による一時的な体重増加を感じることがあります。これは一時的なもので、低用量のエストロゲンに切り替えることで軽減できます。閉経期に自然に増える5〜10ポンド(約2〜4.5kg)は加齢によるもので、エストロゲンクリーム自体が体重増加を促進するわけではありません。

閉経期の体重増加の原因

閉経に伴い基礎代謝が低下するため、体重が増えやすくなります。食事は食物繊維が豊富な野菜や果物を1日3〜5皿、全粒穀物、パスタ、玄米などの複合炭水化物を中心にし、糖分や脂肪分の高い食品は控えめにしましょう。また、週3回程度の有酸素運動を続けることで筋肉を維持し、代謝を上げ、エネルギーも増します。

エストロゲンクリームの代替手段

膣の乾燥対策としては、エストロゲンクリーム以外にも潤滑剤(例:Replens、K‑Yジェリー)や石油ゼリーを使用できます。これらはエストロゲン受容体に作用しないため、水分保持による体重増加の心配がありません。

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