子宮内膜症の主な症状とサイン
通常、子宮内膜は毎月子宮内壁に形成され、月経で剥がれ落ちます。子宮内膜症では、この組織が卵巣、腸、直腸、膀胱、骨盤の膜など体内の他の部位に異常に増殖します。剥がれずに残るため、さまざまな健康問題を引き起こします。主な症状は痛みで、症状の重さに関わらず軽度から重度まで様々です。
月経痛
月経が始まる1〜2週間前から、月経中数日間にわたり、骨盤・腹部・腰部に痛みが出ます。痛みは軽い痙攣から激しい鈍痛まで様々です。
その他の痛み
排卵時、性交渉中・後、排尿時にも骨盤痛が現れることがあります。
腸の症状(IBS)
排便時に痛みが生じ、下痢や便秘、腹部痙攣を伴うことがあります。これらは過敏性腸症候群(IBS)と似ており、子宮内膜症と併発するケースもあります。
異常出血
月経が重くなる、または月経間の点状出血が見られることがあります。
不妊
炎症によって卵管や卵巣が瘢痕化し、卵管が組織で閉塞することがあります。そのため、妊娠が困難になることがあり、受診のきっかけになることもあります。
無症状の場合も
症状がほとんど出ない、あるいは全く出ないケースも多く、重症でも気付かれないことがあります。
