妊娠中に月経周期が止まる理由は?
月経とは
女性の月経周期は、子宮内膜が厚くなり、排卵後に受精が起こらなければ、ホルモン(プロゲステロン)が低下し、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて血液として排出される過程です。
妊娠時の変化
受精が起こり受精卵が子宮内膜に着床すると、プロゲステロンの分泌が高い状態が維持されます。そのため、子宮内膜は剥がれずにそのまま残り、胎児の発育の場となります。したがって、妊娠中は月経が起きません。月経が止まる(無月経)は妊娠の代表的なサインの一つです。
妊娠中の出血と月経の違い
妊娠中にも出血が起こることがありますが、月経とは異なります。代表的なのは着床出血で、受精卵が子宮内膜に埋まる際に少量の血が混じります。これは通常、生理と同時期に起こるため「生理だ」と勘違いしやすいです。また、流産や妊娠初期の出血もありますが、これらは妊娠を認識していない場合に限られます。
