自宅でできる酵母感染症(膣カンジダ症)の治療法
酵母感染症は多くの女性が経験する一般的な疾患で、人生のどこかで一度は罹ることが多いとされています(Medline Plus)。かゆみや軽い灼熱感、排尿時の痛みなど不快な症状が現れますが、医師の診察なしでも自宅で対処できる方法があります。ただし、自己治療で改善しない、再発する、症状が重い場合は速やかに医師を受診してください。酵母感染症は基礎疾患のサインであることもあります。
市販の抗真菌薬
クリーム、錠剤、坐薬などの形で販売されている市販の抗真菌薬は、膣カンジダ症の最も一般的な治療法です(Mayo Clinic)。主成分はブトコナゾール、クロトリマゾール、ミコナゾール、テルコナゾールなどのアゾール系です。通常3日間使用し、症状の緩和が比較的早く得られます。塗布時に軽い灼熱感や刺激を感じることがあります。
基本的なケア
市販薬に加えて、以下の生活習慣の見直しが効果的です。
- 綿素材の下着に変える。
- 締め付けの強いパンツやショートパンツは避ける。
- 膣用スプレー、洗浄液、タンポンの使用は控える。
これらは症状の悪化を防ぐだけでなく、再発予防にもつながります。
医師に相談すべきタイミング
市販薬は「軽度から中等度」の単純酵母感染症に適しています。以下のいずれかに該当する場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
- 症状が何度も再発する。
- 強い紅斑、腫れ、かゆみがある。
- 妊娠中である。
複雑な感染症は別の治療が必要で、正確な診断の上で処方が行われます。
男性の場合
男性でも酵母感染症は起こり得ます。性行為により菌が広がることがあります。主な症状は陰茎先端の赤い発疹、かゆみ、灼熱感です(Mayo Clinic)。
モニスタットなどの抗真菌クリームを1日2回、1週間または症状がなくなるまで塗布してください。症状が改善しない場合や1週間以上続く場合は医師に相談し、性的接触は症状が完全に消えるまで控えましょう。
