遅延放出薬の略称一覧と使い方
多くの薬は、血中濃度を一定に保つために遅延放出(extended‑release)製剤として提供されています。服用後に濃度が急上昇し、次回投与までに濃度が低下する「ピーク・バレー」現象を防ぎ、薬の効果を安定させます。遅延放出のもう一つの目的は、1日の服用回数を減らすことで服薬遵守率を向上させることです。さらに、一部の薬は小腸に到達するまで胃で溶解しないよう設計されており、胃刺激を回避できます。
略称の使用方法
- XR:「eXtended Release(拡張放出)」の略称として使用します。
- XL:「eXtended Length(拡張長さ)」の略称として使用します。
- LA:「Long Acting(長時間作用)」の代わりに使用します。
- EC:「Enteric Coated(腸溶性コーティング)」の略称です。小腸に達するまで吸収が遅れる薬に用いられ、ER(Enteric Release)とも呼ばれます。
- SR:「Slow Release(徐放性)」の略称として使用します。
