マンモグラフィ技師の仕事とは
マンモグラフィは、乳がんの早期発見に欠かせない検査です。その検査を行うのが「マンモグラフィ技師」―画像を撮影するだけでなく、受診者の不安を和らげ、検査について説明する重要な役割を担います。
機能
- 乳房のX線撮影(マンモグラム)により腫瘍の有無を確認します。米国国立がん研究所は40歳以上の女性に年1回のスクリーニングを推奨しています。家族歴やリスクが高い場合は、より若い年齢から検査を開始します。疑わしい所見や症状がある場合は、診断的マンモグラフィで詳細な画像を取得します。
主な業務
- マンモグラフィ装置の操作と、検査中の患者サポートを行います。専用パドルで乳房を適切に位置付け、圧迫して鮮明な画像を撮影します。撮影は遮蔽された部屋やガラス越しに行われます。
勤務環境・給与
- 多くはフルタイムで安定したシフト勤務。緊急検査は稀です。年収は約5万ドルが目安ですが、地域や経験により変動します。
- 検査は圧迫による痛みや、見知らぬ人に乳房を触られる不安が伴います。そのため、患者に対して思いやりとコミュニケーション能力が求められます。
資格・条件
- 放射線技術者になるには、学士号取得または認定コース・準学士号での学習が必要です。マンモグラフィ専門資格は米国放射線技術者登録委員会(ARRT)で取得できます。認定には最低40時間の研修、100件以上の撮影実績、品質管理試験の合格などが求められます。州によっては免許取得が義務付けられています。
将来展望
- デジタルマンモグラフィは、従来のフィルム撮影に代わり高解像度画像を提供し、保存・共有が容易です。2005年の調査では全体の約8%が導入していましたが、今後普及が進むと予想されます。デジタル化に伴い、画像処理やコンピュータ操作のスキルがますます重要になります。
