配偶者追加保険料(スパウサルサーチャージ)とは何か?

配偶者追加保険料(スパウサルサーチャージ)

従業員向けに健康保険を提供している企業の多くは、扶養家族(配偶者や子ども)もカバーします。しかし保険料の高騰に伴い、配偶者が他の雇用主から保険を受けられる場合に、追加料金を課す企業が増えています。これが「配偶者追加保険料(スパウサルサーチャージ)」です。

配偶者追加保険料の概要

  • 配偶者が別の雇用主の健康保険に加入できる場合、従業員の保険にその配偶者を追加するために、年間600ドル~1,000ドル以上の追加料金が発生することがあります。
  • この制度は、配偶者に他の保険加入を促す目的で導入されます。
  • 失業中の配偶者や、雇用主が健康保険を提供しない配偶者には通常適用されません。

その他の制限措置

  • 「配偶者除外(spousal carve‑out)」という形で、配偶者が他の保険に加入できる場合は自社の団体保険に入れないようにする企業もあります。
  • また、配偶者が自社の保険に加入する条件として、配偶者自身が勤務先の保険にも加入することを求めるケースがあります。

影響と検討ポイント

  • 企業は配偶者の加入を制限することで保険料負担を抑えようとしますが、配偶者の勤務先の保険が自社の保険より劣る場合もあります。
  • 除外措置があると配偶者を自分の保険に入れることはできません。追加料金が課される場合は、費用に見合う保障内容かどうかを比較検討する必要があります。

法的な留意点

  • 2011年以降、一部の州では配偶者追加保険料や配偶者除外の制度が裁判で認められないケースがあります。
  • 差別防止の観点から、単身者にも同様の重複保険制限を課すことを義務付ける州もありますが、子どもに対する重複保険制限はほとんどの州で認められていません。

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