ニューヨークで手頃な健康保険を手に入れる方法

はじめに

ブルームバーグ・ビジネスウィークが2010年に生活費で世界上位30都市にランク付けしたニューヨークは、米国内で最も物価が高い都市です。高額な生活費の中で、手頃な医療保険を見つけるのは簡単ではありません。しかし、ニューヨーク市民が比較的低価格で健康保険に加入できる制度や支援は複数存在します。本記事では、代表的な4つの選択肢とそれぞれの対象条件・費用感を分かりやすく紹介します。

手順

  1. 1. 企業が提供する団体保険を利用する

    雇用主が保険料の一部または全額を負担する場合が多く、最も一般的な手頃な保険取得方法です。大手企業から中小企業まで、従業員向けに医療保険(メジャーメディカル)を中心に、歯科・視覚・生命・障害保険などのオプションがセットになっていることが一般的です。企業規模や福利厚生の方針により負担割合は異なりますが、保険料の全額支給や費用分担を行う企業もあります。

  2. 2. メディケイド(Medicaid)への加入資格を確認する

    ニューヨーク州保健局のウェブサイトで自分がメディケイド対象かどうかをチェックできます。メディケイドは低所得者や障害者、社会保障受給者向けに無料または低額で医療サービスを提供する政府プログラムです。収入基準は世帯人数・年齢・障害の有無で変わりますが、例として2011年時点で単身者の年収上限は8,487ドル、4人世帯は14,637ドルでした。

  3. 3. Family Health Plus に申し込む

    ニューヨーク在住者向けの公的保険で、メディケイドよりも高めの収入上限が設定されています。2011年の基準では、単身成人は年収10,890ドルまで、4人世帯は33,525ドルまでで加入可能です。主要な医療サービスはすべてカバーされ、自己負担額は診療ごとのコペイのみです。既に雇用主提供の保険に加入していても、Family Health Plus を併用すれば保険料や自己負担金の補填に利用できます。

  4. 4. Healthy NY に申し込む

    自営業者や小規模事業者向けに、ニューヨーク州が提供する割安な保険プランです。完全無料ではありませんが、通常の市場価格より低価格で加入できます。所得条件は比較的高く、2011年時点で4人世帯の年収が55,000ドル以上でも加入可能です。保険料は居住郡により変動し、月額800~1,200ドル程度が目安です。HMO形式のプランで、同規模の家族がPPOプランで支払う約2,000ドルに比べて手頃です。

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