選択肢
パートDが導入されたことで、受給者は医療給付の受け取り方を選べるようになりました。パートA・Bは政府または民間保険会社から取得できますが、パートDは民間保険会社のみが提供します。加入したい保険会社やプランを自由に選択でき、パートC(メディケア・アドバンテージ)に組み込むか、スタンドアロンのパートDプランとして購入するかも選べます。
費用
パートDプランは、対象となる薬剤やギャップ(ドーナツホール)カバーの有無に応じて月額保険料が異なります。プランによっては独自の自己負担額(デダクティブル)や処方箋ごとのコペイが設定されます。メディケア・アドバンテージ(パートC)に処方箋給付が含まれる場合、年間デダクティブルが無いこともありますが、月額保険料は高めです。実際のデダクティブル額は保険会社と対象薬剤により変わります。
メリット
パートDの最大のメリットは、処方薬の保険給付です。プランごとに対象薬が異なるため、必要な薬がカバーされているか確認が必要です。medicare.gov のプラン検索ツールを使えば、居住地域で利用できるプランと、各プランがカバーする薬を簡単に比較できます。
ドーナツホール(ギャップ)
パートDには「ドーナツホール」と呼ばれる給付ギャップがあります。初期の給付上限(例:2011年は平均約2,800ドル)を超えると、保険給付が止まり、自己負担が発生します。年間支出が約4,500ドルに達すると、再び保険が適用され、コペイのみが求められます。2011年以降はギャップ中でもブランド薬が50%、ジェネリック薬が7%の割引が適用され、2020年までにギャップは完全に閉じ、自己負担は薬価の25%に限定されます(年間自己負担上限まで)。
