メディケア パートA の概要と加入方法
メディケアは、主に高齢者向けに設けられた米国の全国医療保険制度です。1965年に新たな社会保障法の一部として制定され、初めての受給者はハリー・トルーマン前大統領、続いて妻のベスでした。当初はパートAとパートBの2つだけでしたが、後にパートC(メディケア・アドバンテージ)とパートD(処方薬保険)が追加され、AとBを合わせて「オリジナル・メディケア」と呼ばれます。加入が義務付けられている唯一のパートはパートAです。
登録・加入手続き
-
対象は原則として65歳以上の高齢者ですが、障害者や末期腎不全(ESRD)・筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者は65歳未満でも加入できます。65歳で社会保障給付を受け取っている場合、社会保障局が自動的にパートAとパートBに登録します。受給していない場合は、誕生日の前後3か月(計7か月)にわたる初回登録期間に自ら申し込む必要があります。
給付内容
-
パートAは入院医療、在宅医療、ホスピス、熟練看護施設での短期滞在を対象とします。熟練看護施設は長期介護施設(介護施設)とは異なり、入院後の短期間のリハビリなどが対象です。メディケアは長期または介護目的のサービスはカバーしません。
保険料
-
多くの受給者は保険料が不要なパートAを受けられます。本人または配偶者が40四半期(10年)以上のメディケア税を納めていれば、保険料はかかりません。対象外の場合は自己負担で月額保険料を支払います。30〜39四半期納付の場合は2011年基準で月額248ドル、30四半期未満の場合は月額450ドルです。
控除額と自己負担金
-
2011年の例では、入院期間が1〜60日の場合、年間控除額は1,132ドルです。この金額を自己負担した後に保険が給付を開始します。61〜90日目は1日あたり283ドル、91〜150日目は1日あたり566ドルの自己負担が必要です。150日を超えると全額自己負担となります。また、熟練看護施設での滞在が21〜100日の場合は、コインシュアランス(自己負担)が発生します。
