保険に加入できる余裕はあるが、十分な資金がないときの対処法

米国カイザー・ファミリー財団によると、雇用主の団体プランで取得した家族保険の平均年額は13,375ドルです。個人で民間市場から保険を購入する場合はさらに高額になります。また、1999年から2009年にかけて家族保険料は131%上昇しました。保険料に加えて、自己負担額(デダクティブ)やコペイ、コインシュアランスも必要です。保険料が払えない場合でも、手頃な医療を受けられる選択肢があります。

メディケイド(Medicaid)

メディケイドは連邦と州が共同で資金提供する低所得者向け医療プログラムです。所得が連邦貧困ライン以下の人は原則的に加入資格があります。妊娠中の低所得女性や子どもがいる家族、視覚障害者・身体障害者なども対象です。州ごとに適用条件が異なるため、詳細は各州のメディケイド事務所(CMS.gov に掲載)へお問い合わせください。

地域の健康プログラム

連邦の支援を受けられない場合でも、地域で低価格または無料の医療サービスが利用できます。例として「Vaccines for Children」プログラムは、所得に関係なく子どもの予防接種を無料で提供します。参加医療機関は小児科、病院、診療所、学校、保健所などです。また、多くの地域には非営利診療所やウェルネスセンターがあり、患者の所得に応じた料金設定で一次診療を提供しています。大学の保健センターや、Teladoc などの低価格遠隔診療サービスも利用可能です。

アフォーダブル・ケア法(ACA)

2010年に成立したアフォーダブル・ケア法(通称オバマケア)は、2014年までに全米のすべての人が手頃な医療保険に加入できるよう目指しました。メディケイドの対象外の低~中所得者には、民間市場で保険を購入する際の保険料税額控除が提供されます。また、保険未加入者には年間罰金(個人750ドルまたは所得の2%のいずれか高い方)が課されます。2014年1月以降、既往症を理由に保険加入を拒否することは違法となりました。

非営利団体の支援

自分に適した保険オプションが分からない場合は、Foundation for Health Coverage Education が24時間体制で電話・オンライン相談を提供しています。州ごとの手頃な保険の探し方や、失業後に利用できるCOBRAの権利についても案内してくれます。さらに、26歳未満の子どもは親の保険に被扶養者として加入できる(同居・結婚・雇用保険の有無に関わらず)ことも伝えてくれます。支援が必要な方は米国無保険者ホットライン(800-234-1317)へお問い合わせください。

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