個人で健康保険を選ぶためのヒント

個人で保険を購入する場合、選択肢は増えるものの、雇用主が提供する1つのプランに比べて手続きが複雑になることがあります。特に既往症がある場合は、加入が拒否されたり、保険料が高くなるリスクがあります。以下に、賢く保険を選ぶためのポイントをまとめました。

1. 見積もりを取得する

まずは複数の保険会社から見積もりを取りましょう。保険ブローカーを利用する方法と、オンラインで直接取得する方法があります。eHealth Insurance などのサイトでは、居住地や年齢といった基本情報を入力するだけで、カスタマイズされた見積もりがすぐに表示されます。ブローカーとオンラインの両方で比較し、最もコストパフォーマンスの良いプランを選びましょう。

2. 粘り強く申し込む

既往症で1社に断られた場合でも、他の保険会社に挑戦してください。会社ごとに「既往症」とみなす基準は異なります。ただし、受理されたとしても、既往症に応じて保険料が上がることがあります。

3. オープンエンロールメントと州のプランを活用する

保険ブローカーや各保険会社に、オープンエンロールメント期間を確認しましょう。この期間中は、既往症がある人でも加入できるケースがありますが、保険料は高めになることが多いです。また、いくつかの州では、既往症で保険に加入できない人向けに州主導の保険プランを提供しています。たとえばコロラド州の「Cover Colorado」では、世帯収入に応じた保険料の割引があります。保証加入(guaranteed issue)を実施している州もあるので、Kaiser Family Foundation のサイトで最新情報をチェックしてください。

4. 既往症に関するカバー期間の確認

前職の保険(COBRA を含む)を63日以上空けてしまうと、HIPAA の規定により、既往症に対する待機期間が発生したり、まったくカバーが受けられなくなることがあります。州によってはこの期間が長めに設定されている場合もあるので、各州の保険部門に問い合わせましょう。

州のリスクプール(例:コロラド州の Cover Colorado)を利用すると、個人で加入するよりも割安に既往症カバーを受けられることがあります。

5. 家族のニーズに合わせて選ぶ

家族構成や医療利用頻度に応じて、保険料と自己負担額のバランスを検討してください。高額の自己負担額(deductible)を設定すれば、月々の保険料を抑えられますが、頻繁に医療機関を利用する場合は逆効果になることがあります。

6. カバレッジ内容の詳細を確認する

処方薬(割合払いか定額か、ジェネリックかブランドか)、レントゲン・検査・入院費、診療費(診療所・専門医)の共済金額を比較しましょう。PPO プランの場合は、ネットワーク内外の医師費用やコインシュランス(例:80%保険負担/20%自己負担)を必ず確認してください。年間の自己負担上限や終身ベネフィットの有無も重要です。

Consumer Reports によれば、診療費のコペイは自己負担上限や控除額にカウントされない点に注意が必要です。

7. その他の選択肢

一部の州では「ビジネス・グループ・オブ・ワン」レートを利用でき、個人事業主でも小規模グループ保険に加入できます。ただし、州ごとに条件が異なり、保証加入(guaranteed issue)になるため保険料は高めです。Kaiser Family Foundation のサイトで対象州を確認してください。

配偶者が保険に加入している場合は、配偶者のプランに加入できる可能性があります。また、雇用主が提供する保険を離れる際は、個人プランへ切り替えることも検討してください。医療費口座(HSA)や柔軟支出口座(FSA)を活用すれば、税制優遇を受けながら医療費を賄うことができます。詳細は保険ブローカーや勤務先の人事部に相談しましょう。

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