米国の無保険者の実態を理解する方法

概要

米国国勢調査局のデータ(2008年)によると、無保険者は約4,630万人で、全人口の約15.4%に相当します。National Center for Policy Analysis(NCPA)によれば、過去10年間で人口増加や移民、個人の選択により無保険者は増加傾向にあります。オバマ政権が2010年に医療改革法を可決したものの、医療危機は依然として議論の的です。

無保険者の層別分析

ステップ 1:低所得世帯

約1,370万世帯の世帯年収が25,000ドル未満で、無保険者の構成に大きく影響しています。多くはメディケイドやS‑CHIPの対象となりますが、約1,400万人が公的保険に加入できる可能性があるにもかかわらず、申請していません。メディケイドは所得だけでなく、子どもや妊婦、高齢者・障害者といった特定の対象者に限定されるため、働く層の多くが対象外となります。

ステップ 2:低所得の成人

所得が最低レベルでも、プログラムの厳しい要件により政府支援の医療保険に加入できないケースが多く、無保険者は子どもがいない成人が中心です。65歳未満の米国人口の約45%がこの層で、無保険者全体の約57%を占めます。

ステップ 3:中所得層(年収25,000〜50,000ドル)

この収入帯に属する約1,500万人は、やや高い収入ではありますが、年間12,000ドル超の家族向け保険料を負担できないことが多いです。

ステップ 4:比較的高所得層(年収50,000ドル超)

年収50,000ドル以上の世帯に住む無保険者は約1,800万人で、その半数以上が年収75,000ドル超です。約970万人は保険料を支払えるか不透明で、実際には高額な保険料や高い自己負担額のプランに加入しているケースが多いです。医療費は所得上昇ペースを上回って上昇しているため、今後も無保険者は増加する見通しです。

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