SSDI(社会保障障害保険)の給付内容と注意点
給付内容
SSDIは、民間の障害保険に加入できない、または保険料を払えない人が、障害により働けなくなった際に経済的支援を受けられる制度です。保険料の支払いは不要で、受給者本人だけでなく配偶者や扶養中の障害児、元配偶者にも給付が支給されることがあります。
支給額と課税
給付額は、受給者の過去の給与実績に基づいて算定されます。SSA(社会保障庁)は毎年、受給資格者に対し予想支給額を記した通知書を送付します。原則として給付は課税対象外ですが、受給者の総所得が一定額を超えると課税されます。個人の場合は総所得が25,000ドル、夫婦の場合は32,000ドルを超えると課税対象となります。ただし、課税額は社会保障給付の85%を上限とします。
障害要件
すべての障害がSSD Iの対象になるわけではありません。短期間(数か月)で回復する疾病は対象外で、1年以上続くと見込まれる医学的障害である必要があります。また、部分的な障害だけでは給付は受けられません。受給者は、以前従事していた仕事や、他の仕事に就くことができないほどの機能障害を有していることが求められます。
誤解と実際
受給者は、仕事復帰を目指しながらも全額の障害給付を受け続けることができます。最初の試用期間は60か月の中で最大9か月間設定され、月収が720ドル以上(自営業の場合は収入‑経費が720ドル以上)になると試用期間とみなされます。試用期間終了後は、36か月の「働くインセンティブ」期間が設定され、月収が一定額(2010年時点で1,000ドル、失明の場合は1,640ドル)を下回った月に給付が継続されます。この間もメディケアの給付は維持されます。
受給までの注意点
受給開始には5か月の待機期間が必要です。また、SSAは定期的に医療状況の更新を求め、受給者は健康状態に変化があった場合は速やかに報告しなければなりません。月収が1,000ドルを超える場合、原則としてSSD Iの給付対象外となります。
