メディケイド給付が停止されるケースと対策
概要
メディケイドは、米国連邦政府が資金を提供する低所得者向けの医療保険制度です。各州ごとに適用条件が定められており、対象者は州のメディケイドウェブサイトや地域の社会福祉部門で申請します。申請手続きは比較的簡単ですが、給付が停止されるケースも同様にシンプルです。本稿では、メディケイドの給付を失う主な要因を具体的に解説します。
メディケイド給付が停止される主な理由
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1. 収入が増える
メディケイドは一定の所得以下の人に限定されます。州ごとに基準は異なりますが、一般的に連邦貧困ラインの100〜200%程度までの収入が目安です。収入がこの上限を超えると、給付対象外となり自動的に停止されます。
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2. 対象グループから外れる
妊婦、子ども、子どもの保護者・法定後見人、障害者、高齢者などが対象です。たとえば、妊婦向けのメディケイドは出産後一定期間のみ有効ですし、保護者として給付を受けるには子どもが一定年齢未満である必要があります。対象条件を満たさなくなると給付は終了します。
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3. 資産が一定額を超える
カウント対象資産が規定額を超えると給付資格が失われます。多くの州では、2,000ドル(約20万円)以上の資産があると対象外となります。相続や遺産、和解金などで資産が増えた場合は、住宅や自動車などの除外資産に振り替える、または資産を使い切る(スパンドウン)ことが必要です。
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4. 変更を報告しない
収入や居住地、世帯構成の変化は州ごとに定められた期間内に報告しなければなりません。たとえばフロリダ州では10日以内に報告が義務付けられています。報告遅延や未報告は給付停止の直接的な原因となります。
対策のポイント
・収入や資産の増減を常に把握し、上限に近づいたら事前に相談する。
・対象グループの要件を確認し、子どもの年齢や妊娠・出産のタイミングを把握する。
・資産は除外対象(住宅、車、生活必需品)へ振り分け、必要に応じてスパンドウンを計画する。
・州の報告期限をカレンダーに記入し、変更があれば速やかにケースワーカーへ連絡する。
