離婚した場合、米海軍の医療保険(Tricare)を継続できるか
米海軍の医療保険はTricareプログラムの下で提供されています。離婚した配偶者がTricareの医療保険を継続できる場合がありますが、資格には制限があります。
20年基準(20/20/20)
配偶者がサービスメンバーと20年間結婚し、かつその間メンバーが20年間現役勤務していた場合、離婚後も配偶者はTricareのフルヘルス保険を受けられます。このような配偶者は「20/20/20」配偶者と呼ばれ、保険だけでなく、軍の食料品店(Commissary)や売店(Exchange)利用権も維持できます。ただし、再婚するとすべての軍給付は失われます。
15年基準(20/20/15)
結婚期間が20年で、そのうち15年がサービスメンバーの現役期間であった場合、配偶者は「20/20/15」配偶者とみなされ、離婚後1年間の移行期間に限り保険が提供されます。この期間中は再婚せず、雇用主提供の健康保険など他の保険に加入しないことが条件です。1年が過ぎると、配偶者は国防総省(DoD)の転換健康保険(Conversion Health Policy)を購入する選択肢があります。
その他の選択肢
「20/20/20」や「20/20/15」に該当しない離婚配偶者はTricareの対象外です。その場合、国防総省は「継続健康給付プログラム(CHBP)」を提供しています。このプログラムは最大36か月の過渡期保険で、保険料は本人負担です。軍給付喪失後60日以内に加入手続きを完了する必要があります。
専門家への相談
離婚後の軍給付や権利に不安がある場合は、軍の法律支援を受けることをおすすめします。配偶者が住んでいる基地の法律部門や、直接Tricareへ問い合わせることで具体的な情報を得られます。
