HSA(健康貯蓄口座)に必要な条件

健康貯蓄口座(HSA)は、医療費の自己負担を抑えるための税制優遇制度です。利用するには、いくつかの要件を満たす必要があります。

高額自己負担健康保険(HDHP)の加入が必要

HSA を利用するには、まず高額自己負担健康保険(HDHP)に加入していることが前提です。HDHP は HSA 開設前に契約している必要があります。自営業者は自分で購入でき、従業員は雇用主から提供されることが多いです。保険が HDHP に該当するかは人事部や保険ブローカーに確認しましょう。HDHP の条件を満たさない場合、IRS(米国国税庁)は HSA の控除を認めません。

Medicare(メディケア)受給者は対象外

Medicare の受給資格がある場合、HSA を新規に開設できません。これは、65 歳に達した時や障害年金と併せて Medicare を受給している場合も同様です。既に HSA を持っている場合は、Medicare 受給開始までに行った拠出は引き続き有効です。65 歳以降は、HSA の残高を医療費だけでなく非医療費にも利用できます。

扶養家族に該当しないこと

他人(親や法定後見人など)の税務上の扶養家族として申告されている場合、HSA の開設や拠出はできません。自分が扶養に入っていないかは、税理士や親が利用している税務担当者に確認してください。

補足保険がないこと

HDHP 以外の健康保険(例:補足的な医療保険)に加入していると、HSA への拠出は認められません。必ず雇用主や保険会社に自分の保険が HSA の対象かどうか確認し、IRS に否認されるリスクを回避しましょう。

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