COBRA保険の課題と注意点

COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)は、従業員が20名以上いる企業に対し、退職・勤務時間の削減・離婚・配偶者の死亡などで健康保険を失った人に、医療保険の継続加入を提供することを義務付けた法律です。失業や保険喪失時の選択肢として有効ですが、実際にはいくつかの問題点があります。

費用

  • COBRA保険で最も大きな問題の一つは費用です。グループ保険は、雇用主と従業員の拠出金が相殺されるため、個別に加入するよりも割安になることが一般的です。COBRAでは加入者が保険料全額を負担し、さらに雇用主は最大で保険料の102%まで請求できます。たとえば、月額1,000ドルの保険料の場合、雇用主は追加で2%(20ドル)の管理費を上乗せして請求できるということです。

期間制限

  • 費用に加えて、COBRAには期間の制限があります。被扶養者がいない場合、最大で18か月間しか継続できません。離婚後に子どもが扶養されていて、元配偶者の雇用主が提供する保険に加入していた場合は、最長3年間の継続が可能です。障害がある場合は、18か月の期限を延長できる制度があり、認められればさらに11か月の延長が認められます。

団体保険の取消しリスク

  • COBRA加入を検討する際は、費用や期間だけでなく、雇用主の財務状況も重要です。会社が財務的に困窮したり、破産手続きに入った場合、コスト削減のために団体医療保険を解約することがあります。元の雇用主が団体保険を解約したり倒産したりすると、COBRA保険も同時に失われます。

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