障害給付の種類と申請手続き
社会保障(Social Security)
米国社会保障局(SSA)の障害保険は、働く人も働かない人も利用できる最も一般的な給付です。審査は「働く能力」が基準で、特定の職業に就くことができるかどうかではなく、全く仕事ができないかどうかが問われます。たとえば、外科医や弁護士でも、事務やファストフード店の仕事ができると判断されれば、給付は否認されます。申請時は、すべての職務や新しい技能の習得が不可能かどうかを確認する必要があります。
退役軍人(Veterans)
軍務中の障害に基づく給付です。障害の部位や程度に応じて給付率が決まります。例として、指一本の喪失は5%、手全体は50%、腕全体は100%の給付となります。ただし、障害が軍務と直接関係していることが前提で、退役後に診断された障害でも軍の医療記録に記載がなければ否認されることがあります。
民間保険(Private Insurance)
民間の障害保険は、保険契約でカバーされた職務に対する能力が基準です。そのため、社会保障が「働く能力がある」と判断しても、保険でカバーされた特定の職務ができない場合は給付が支払われます。各保険会社ごとに条件や手続きが異なる点に注意が必要です。
申請手続き
すべての障害保険は、労働不能になった時点で給付申請を行います。保険者は雇用主、医療提供者、本人から必要な証拠を収集し、障害の有無を判断します。審査期間は保険者や申請件数により、数週間から1年以上かかることがあります。
医療証拠
障害の判定には医療証拠が必須です。本人が医療費を負担できない場合、SSA、VA、または民間保険が医師の診察を手配し、身体的・精神的障害の程度を評価します。
