保険で最新のCPAPを入手する方法

CPAP(持続的陽圧呼吸療法)機器は年々軽量化・静音化が進み、古い機器が騒音や故障で睡眠を妨げる場合や保証期間が切れた場合は、新しい機器への交換が検討できます。保険の種類や加入状況に応じて、保険適用で新機器を取得する手順をご紹介します。

手順

  1. 肺専門医または睡眠医学医に連絡し、CPAP機器の新しい処方箋を取得します。過去1年以内に睡眠検査や処方箋を受けていない場合は必須です。機器の圧力設定が記載された処方箋が保険会社の医療必要性の要件を満たします。

  2. PPO(Preferred Provider Organization)保険の場合、既存の機器が3年以上使用されているか確認し、自己負担額(デダクタブル)、年間上限、コインシュアランスの割合を保険会社に問い合わせます。新しい保険に加入した場合は、前回の取得時期に関わらず新機器を請求できます。費用負担が分かれば、希望する耐久医療機器供給業者に連絡し、機器の手配を依頼します。

  3. HMO(Health Maintenance Organization)保険で機器が3年以上使用されている場合は、かかりつけ医に連絡し、新しい機器の承認依頼を出してもらいます。睡眠検査を受けた施設を医師に伝え、検査結果と現在の圧力設定を添えて処方箋を保険の認可部門にFAXで送ってもらいます。承認が下りれば、耐久医療機器供給業者から連絡があり、機器を受け取れます。新規HMO加入者は取得時期に関係なく新機器が対象です。

  4. Medicare加入者で機器が5年以上使用されている場合、医療機器供給業者に連絡し、睡眠検査室から必要書類を取り寄せてもらいます。現在の処方箋を提供し、担当コーディネーターがMedicareの適格性を確認したうえで、機器の受取日程や配送を手配します。

  5. CPAPが十分に機能しない場合は、BiPAP(二段階正圧呼吸)機器への切り替えを検討します。医師は、夜間酸素飽和度測定や再度の睡眠検査でCPAP治療が失敗していることを証明する必要があります。診断が変われば、取得時期に関係なくBiPAPが保険適用となります。ただし、Medicareではレンタル中のCPAPを返却する必要があります。

健康保険 - 関連記事