COBRAとは

COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)は、1986年に制定された連邦法です。一定規模以上の事業主は、退職した従業員に対して、一定期間、健康保険の継続加入を認める義務があります。従業員は保険料全額(事業主が負担していた分も含む)を自己負担しますが、団体保険の保険料は個人保険に比べて安価なことが多く、失業中に保険が途切れるリスクを軽減できます。

対象者は誰か

以下の条件を満たす従業員がCOBRAの対象となります。

  • 退職前に事業主が提供していた団体健康保険に加入していたこと。
  • 退職が自発的であっても、解雇であっても対象。ただし、重大な不正行為での解雇は除外。
  • 勤務時間が減少し、団体保険の加入資格を失った場合も対象。

基本的な継続期間は退職または勤務時間削減から18か月です。新たに雇用されて別の保険に加入した時点でCOBRAは終了します。

COBRAの延長はいつ可能か

特定の事由が発生した場合、COBRAの継続期間を延長できます。

  • 被保険者の死亡により配偶者・扶養子が保険を継続する場合、さらに18か月延長できる。
  • 被保険者と配偶者が離婚または法的分離をした場合も同様に延長可能。
  • 扶養子が扶養資格を失った場合、最大36か月の継続が認められる。

COBRAはいつ終了するか

COBRAの保険は次のいずれかが先に起こると終了します。

  • 新たな健康保険に加入したとき。
  • 基本継続期間の18か月が経過したとき(ただし、上記の延長事由がある場合はそれに従う)。

新しい保険が既往症を除外する場合は、18か月未満でもCOBRAを継続できることがあります。保険料の総額を比較し、どちらが経済的に有利かを検討してください。