メディケアのパートB保険料を支払うプランの概要

メディケア・サーベイング・プログラム(Medicare Savings Program)は、低所得の高齢者や医療費負担が大きい受給者を支援するために、州が管理する連邦プログラムです。このプログラムの一環として、メディケア・パートB(医師や外来診療の費用をカバー)保険料を支払う3つのプランが用意されています。

Qualified Medicare Beneficiary(QMB)

QMBはサーベイング・プログラムの中で最も手厚い支援を受けられる制度です。受給資格は、世帯の所得と資産が州・連邦が定める基準(通常は連邦貧困ラインの100%)を下回っていることです。対象者は以下の費用が全額カバーされます。

  • メディケア・パートBの保険料
  • パートA・パートBの共同支払金(コペイ)と自己負担額(デダクティブル)
  • パートAの保険料(働く年数が足りず無償対象外の場合)
  • 一部州ではメディケア・パートD(処方薬)の保険料や薬剤費の低額コペイも支給

Specified Low‑Income Beneficiary(SLMB)

SLMBは所得が連邦貧困ラインの100〜120%の範囲にある受給者が対象です。資産要件は州によっては免除されます。SLMBの受給者は次の支援を受けられます。

  • メディケア・パートBの保険料が全額支払われる
  • パートA・パートBのコペイやデダクティブルの補助はない
  • 一定金額以下のパートD保険料や薬剤のコペイに対しても一部支援が受けられる場合がある

Qualifying Individual(QI)

QIはSLMBと同様にパートB保険料のみが支給される制度ですが、所得上限は連邦貧困ラインの135%まで認められています。受給者は自らパートA・パートBのコペイとデダクティブルを負担する必要があります。多くの州でパートDの保険料や薬剤費の一部支援が加えられることがあります。QIは予算が限られているため、毎年の申請が必要です。

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