部分入院プログラム(PHP)とメディケアのカバー範囲について
部分入院プログラム(Partial Hospitalization Program:PHP)は、短期間で集中的に行うメンタルヘルス介入です。入院治療の代替として利用され、メディケアの対象となります(通常の20%自己負担が適用)。
特徴
- 急性の精神疾患を抱える患者を対象に、病院の外来部門や地域のメンタルヘルスセンターで実施。
- 1日6時間程度、週5日といった長時間のセッションが中心。
- 個別・集団・家族(夫婦)カウンセリング、薬物管理、その他の精神医療を提供。
- 毎晩自宅へ帰り、日常生活を続けながら新たに習得した対処スキルを実践。
治療期間
- 対象は集中的かつ短期的な介入で効果が期待できる患者に限られます。
- 平均的な治療期間は4〜5日間です。
メディケアの適用条件
- サービスは「活動的」「集中的」「治療的」であることが求められます。
- 医師が「PHPを受けなければ入院が必要になる」と診断し、メディケア参加医師がPHPを推薦する必要があります。
メディケアの支払い
- メディケアはPHPの料金上限を設定し、実際の請求額に関わらずその上限額が適用されます。
- 患者(または補足保険)は承認額の20%を自己負担し、残りの80%をメディケアが支払います。
- メディケア参加PHPは、承認額を超える料金を請求できません。
メディケア監査と課題
- PHPは入院に比べてメディケア費用を大幅に削減できる一方、適応外の患者や不必要な集中的サービスを提供するケースもあります。
- 政府の監査では、対象患者の約半数で不適切な請求が確認されています。
