不安とは何か

不安の定義

不安は、明確な理由がなくても恐怖や不安感が生じる状態で、何か嫌なことが起こるのではないかという漠然とした恐れを伴います。明確な脅威に対する恐怖(恐れ)とは異なり、不安にははっきりした刺激がありません。

原因

不安の原因は完全には解明されていませんが、行動心理学では、恐ろしい出来事と結びついた条件付けされた反応と捉えられています。

不安障害

ある程度の不安は正常ですが、6か月以上続く場合は不安障害と診断されることがあります。代表的なものとして、強迫性障害(OCD)、社交不安障害(社交恐怖症)、外傷後ストレス障害(PTSD)があります。

強迫性障害(OCD)

強迫性障害は、繰り返し現れる執着的な考え(強迫観念)と、それを抑えるために行う儀式的な行動(強迫行為)が特徴です。手を何度も洗う、特定の順序で物に触れる、数を数えるといった行動が見られます。

社交不安障害(社交恐怖症)

社交不安障害は、日常的な対人シーンで強い不安を感じる状態です。周囲に見られたり評価されたりすることへの恐れが強く、恥をかくことを過度に心配します。

外傷後ストレス障害(PTSD)

外傷後ストレス障害は、戦争、性的暴行、拷問、児童虐待など極度に衝撃的な体験が原因で起こります。フラッシュバック、感情の鈍麻、イライラしやすさや攻撃性の増加などの症状が現れます。

不安障害 - 関連記事